9月の定例会は、松本視覚障がい者センターのすぐ近くにある信州大学から、医学部陸上部の学生さんが体験に参加してくれましたよ!
協会の公式サイトから見学・体験希望のご連絡をいただいた時、飛び上がるほ嬉しかったです。ヒデキ感激でした(古い)
定例会はいつも長野県視覚障がい者センターで行われています。自己紹介の後、先日のレースでのメダル報告、そして軽くストレッチ運動をして外に出ました。
先ずはアイマスクを付けて歩いていただき「見えない体験」です。
私たちはいつも視覚情報に頼って歩いていますが、目からの情報を断つと、音や臭い気配など、視覚以外のあらゆる感覚を研ぎ澄ませて、情報をキャッチしようとします。足の裏の感覚や風の向き、遠くから近づいてくる車の音、自転車の音、走ってくる人の足音、信号の音、工事の音、人の話し声、などなど。
そして、そんな音や臭いや気配以外の情報、いつもは白杖で確認するような道の段差や障害物の有無などの情報を加えて、的確に伝えるのがガイドです。
「見えない体験」の次はいよいよアイマスクを付けた協会アドバイザーをガイドしていただきます。
階段の上がり降り、スロープの案内、段差や曲がり角など、必要な情報を伝えてもらいます。アドバイザーはアイマスクを付けて歩くのにも慣れているので心配いりませんが、おのずと信頼関係が生まれてきますね。
そして、最後にはランニングでの体験までしていただきました。
アイマスクを付けて走る、視覚障がい者とランニングをする、体験内容は盛りだくさんでした。
現在協会員は全て中高年(笑)で構成されているので、学生の方の存在はとてもフレッシュで、自然と笑顔も広がり、みんな若返った感じでした。これからも年を忘れて、一緒に楽しく汗をかいていきたいです。お疲れ様でした。
信州 伴走・伴歩協会では、運動をしたことがない、あまり外に出たことがない、歩くこともなんだかおっくう、という方のご参加も大歓迎しています。私たちと一緒に楽しく歩いてみませんか?年齢・性別・国籍・障がいの有無を問わず、誰でも気軽に参加できる団体を目指しています。メールでも電話でも、ファックスでもOK!お気軽にお問い合わせください。